血液透析
当院では青森市内の透析施設の中核として、患者さんの生活スタイルに合わせたオーダーメイドの透析を行っています。患者さんの状態に合わせて、長時間透析、頻回透析も実施し、on-line HDF、夜間透析、腹膜透析も充実しています。またシャント作成困難な症例や、人工血管造設、シャント不全に対する治療に常時対応し、近隣の透析病院のシャントの問題にも対応しています。さらに全透析室でアーム式TV、Wi-Fiが使用可能となっています。ベッド間隔は、増築によりさらに広く、更衣室も十分な広さを用意しました。高さ約110cmの壁を設けた半個室もあり、透析治療中も快適にお過ごしいただけます。
災害時停電に備え、自家発電装置や重油備蓄も万全の体制を整えています。地震、津波などの災害時透析困難になった患者さんの受け入れも可能です。東日本大震災時の停電でも、ほぼ通常通りの透析が行われていました。
入院ベッドは45床で、体調が崩された患者さんも直ぐ入院できる体制にあり、10対1看護体制で熟練した看護師による手厚い看護が行われています。また患者さんの生活向上の為のリハビリテーション部門も充実していて、青森県立中央病院、青森市民病院などから地域連携パスにより脳血管障害術後や整形外科手術術後のリハビリテーションも行っています。さらに専門の管理栄養士による栄養指導を行い、患者さんの食事内容の向上にも努めています。
送迎バス
送迎バスを運行しております。どうぞご利用ください。
依頼透析
旅行や出張などで青森に来られた方のための依頼透析を受け付けております。また、当院の患者さんが、旅行先や出張先などで透析を受ける際のご案内もしております。
透析医療の自主機能評価指標 評価指標項目(令和6年7月6日現在)
公開項目は、日本透析医会の透析医療の自主機能評価指標に基づきます
Ⅰ.施設の状況
1.施設の設備
①施設の種別 | 病院 |
②病床数 | 45床 |
③透析ベッド数 | 95床 |
2.施設の機能
①準夜透析の可否(21時以降終了) | 一部曜日可(月水金) |
②可の場合の透析室の終了時間(通常時の最終透析回収時間) | 22時 |
③オーバーナイト透析の可否 | 不可 |
④在宅血液透析の可否 | 不可 |
⑤オンラインHDFの可否 | 可 |
⑥シャント手術の可否 | 可 |
⑦PTAの可否 | 可 |
⑧障害者自立支援医療機関かどうか | 機関である |
⑨処方の区分(院内・院外) | 院内処方・一部院外処方 |
⑩腎代替療法実績加算の有無 | あり |
⑪下肢末梢動脈疾患指導管理加算の有無 | あり |
3.医療スタッフの状況
①透析に関わる医師数 | 常勤6人 |
②透析医学会会員の医師数 | 5人 |
③透析専門医の人数 | 2人 |
④透析技術認定士の数 | 2人 |
⑤透析に関わる看護師数 | 常勤34人 |
⑥慢性腎臓病療養指導看護師の人数 | 1人 |
⑦透析に関わる臨床工学技士数 | 常勤7人 |
⑧透析に関わるメディカルソーシャルワーカー数 | 常勤3人 |
⑨管理栄養士数 | 常勤2人 |
Ⅱ.患者の状況
①外来HD患者数 | 262人 |
②外来PD患者数 | 4人 |
③外来透析患者に対する後期高齢者患者の比率 | 54.2% |
Ⅲ.治療指標(外来HD患者対象)
①腎性貧血管理(Hb 10.0g/dl以上の比率) | 70.4% |
②P管理(P6.0mg/dl以下の比率) | 72.0% |
③PTH管理(iPTH240pg/ml以下、或いはwhole PTH150pg/ml以下の比率) | 91.5% |
④透析時間(4時間以上の患者の比率) | 77.6% |
⑤透析時間(5時間以上の患者の比率) | 1.5% |
⑥透析時間(6時間以上の患者の比率) | 0% |
⑦透析量(Kt/V1.2以上の比率) | 73.1% |