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経皮的腎砕石術(PNL)

腎結石は大きくなると治療期間が長くなり合併症の発生率が高くなる傾向があります。侵襲度の少ないESWLや経尿道的治療でも可能ですが、複数回以上の治療が必要で、患者さんへの侵襲が増えてしまいます。そのような例ではPNLという方法を単独又は併用して行います。背部から腎臓に向かい小さい瘻孔 (径1cm以下のトンネル)を作成し、そこから腎臓に内視鏡を挿入して結石を破砕した後一気に取り除きます。瘻孔作成時に出血する事も有りましたが、最近、軟性尿管鏡を使用し安全に出血なく瘻孔を作成できるようになり、時に経尿道的治療も同時に併用することで結石の除去率が高く、治療成績が格段に向上しております。当院では年間40例程度施行しています。入院期間は1週間から10日間程度です。
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