臨床工学部
臨床工学部の紹介
私たち臨床工学技士は、高度な医用工学機器を安全かつ的確に操作・管理し、患者さんの生命維持をサポートする医療機器のスペシャリストです。
臨床工学技士はCE(Clinical Engineer)と呼ばれ、1987年5月に制定された「臨床工学技士法」に基づく医学と工学の両面を兼ね備えた国家資格で、厚生労働大臣の免許を受け、医師の指示の下に生命維持管理装置の操作および保守管理業務を行う専門職です。
当院では7名の臨床工学技士が、医師や看護師、他の様々な医療職と連携を図り、チーム医療に貢献しています。
臨床工学技士の業務
血液浄化業務
当院には97台の透析用監視装置があり、血液透析(HD)、血液濾過透析(HDF)などを行っています。その他、持続緩徐式血液濾過透析(CHDF)、腹水濾過濃縮再静注法(CART)、LDL吸着療法なども行っています。
臨床工学技士は透析機材の準備、透析液の作成、プライミング、穿刺、返血、透析用監視装置の操作なども行います。その他、生菌検査・エンドトキシン検査を行い透析液の清浄化にも努めています。
保守・点検業務
医療機器がいつでも安全に使用できるように、また、機器の性能が維持できるように、透析機器やその他の医療機器の保守・点検を行っています。
資格
認定・所属学会 | 名称 | 臨床工学技士名 |
透析療法合同専門委員会 | 透析技術認定士 | 新田 良輔 小湊 純史 |